2015/01/23

第1章「ハウスオブカード 野望の階段」シーズン1第1話

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 動画配信サイトhulu(フールー)で話題の海外ドラマ「ハウスオブカード」の第1話を見ました。
 ※huluでの配信は終了しております。

 面白いのか?面白くないのか?・・・・知性が問われている気がする(笑)。

 正直、かなりアメリカの議会や政治に関する知識がないと、退屈してしまうかもしれませんね。


 私が「ハウスオブカード」に興味を持ったのは、「5時に夢中」の木曜日に出ている新潮社部長の中瀬ゆかりさんがおすすめの映画や書籍を紹介するコーナーで、「ハウスオブカード」を絶賛していたからでした。数カ月前だと思います。

 その後TSUTAYAでレンタルされてるのを見かけたけど、huluで配信されるのを待っていました。そしたら、予想以上に早い配信!
 最近のhuluは「ウォーキング・デッド」のシーズン5がスピード配信されず、がっかりして解約も考えたほどですが、「ハウスオブカード」や他のドラマも続々配信スタートしたので、やはり続けます。

 「ハウスオブカード」を観るには、最低限の予備知識として、アメリカ議会の知識が必要です。
 「大統領」というポストはさすがに理解できますが、主人公が狙っていた「国務長官」というポストがどれくらい権威があるのか?「首席補佐官」とは?「法案」がキワードとして出てきますが、「法案」とは?その重要性とは?「法案」が事前に流出することの事件性って?これらの知識がないと、観ていてもちょっと「???」かも。

 第1話の終わり近くで、大統領の就任式のシーンがあって、主人公がこんなことを言います。
「権力は不動産と同じ。ロケーションが肝心だ。本丸に近いほど価値がある。この映像を見る、未来の人々は、画面隅の人物に注目するはずだ。」
 画面隅とはすなわち、主人公が立っている位置のことでしょう。本丸とは先頭に立っている大統領のこと。本当はもっと近くに立つはずだった主人公は、陰謀でかなり大統領からは離れた立ち位置になってしまいました。
 ちなみにこのドラマ、やたらと主人公がカメラ目線で、説明口調で解説するシーンがあります。主人公はドラマの中の登場人物であると同時に、ちょっとわかりにくい政治の話を解説してくれる案内役も同時にこなすような、不思議な演出です。

 ざっくり調べたところ「国務長官」とは「日本では外務大臣に等しい」と言われたりもしますが、もっと日本の外務大臣よりも権限があって、外務大臣と内閣官房長官とを足したようなものでしょうか?(間違っていたらごめんなさい)。

 筆頭閣僚であり、大統領に万一の事があった時の継承順位で副大統領、下院議長、上院仮議長に次いで第4位だそうですが、実務的には大統領に次ぐ事実上のナンバー2に近い扱いだそうです(詳細はアメリカ合衆国国務長官Wikipediaへ)。

 また「首席補佐官」の女性が出てきます。日本で言えば「内閣官房長官」のような立場ですが「大統領首席補佐官は官房長官より遥かに政権の黒子的な役回りを演じることが多いポスト」だそうです(詳細はキヤノングローバル戦略研究所「大統領首席補佐官の役割」へ)。

 また「法案」がひとつのキーワードになりますが、「法案」とは法律の原案として議会に提出されるものです。このシステム自体は日米でそんなに違いはないと思います。

 「法案」はあくまでも「案」なので、可決されれば法律として成立、否決されれば当然、見送りとなって法律にはなりません。

 ・・・・・という理解で正しいかどうか、私自身もちょっと自信がありませんが、まあそうは言ってもドラマなのでざっくりと、その程度が頭に入っていれば大丈夫かなと思います。

 主人公のフランクことフランシス・アンダーウッドを演じるのはケビン・スペイシーですが、役名は「フランシス」だけど、ドラマの中では皆「フランク」と彼を呼んでいます。紛らわしいですね。フランクの現在の職は「下院院内幹事」で、これまで議会のあれこれを調整してきたが「汚れ仕事もやっと卒業できそう」と言いつつ、約束された国務長官の椅子を今か今かと待っているところがドラマのスタートです。

 もう一つ紛らわしいのが、フランクの腹心である議員スタッフの「ダグ」ことダグラス・スタンパーと、問題児の下院議位ピーター・ルッソが似ていること。



 どちらも髪の毛がちょっと薄く、面長で細身の体格です。ぼんやり見ていると見分けがつきません。その辺りこれから観る方は、相関図で確認してからの方がより楽しめると思います。

 相関図はDVDの発売元「ソニーピクチャーズ」の「ハウスオブカード」の公式サイトのものがわかりやすいです。画面をスクロールして下の方へ行くと、相関図があります。

相関図はこちら≫≫「ハウスオブカード」フランクを取り巻く人々

 サウスカロライナ州第5選挙区選出の民主党の下院議員、フランシス・アンダーウッド、通称「フランク」は、議員生活22年目にしてようやく、次期大統領候補のウォーカーが当選した暁には自分もホワイトハウス入りし、国務長官のポストが約束されていた。しかし、直前になってバスケス首席補佐官に呼び出されたフランクは、国務長官ポストの約束を無かったことにしてほしいと言われてしまう。
 突然の裏切りに激怒したフランクは復讐を誓う。ワシントン・ヘラルド紙の野心的な女性記者ゾーイが、特ダネ欲しさにフランクに接近してきたのを利用して、フランクは、バスケス首席補佐官が100日以内に議会で可決させると決めた教育改革法案に関する極秘情報を女性記者ゾーイにリークする。

 2012年の大晦日のことだった。自宅で年越しパーティーに出かける準備をしていた民主党の下院議員フランクは、車の急ブレーキの音と、何かがぶつかる衝撃音を耳にして外に出る。同時にフランクのボディガードのスティーブも駆けつける。そこには隣人ウォートンの飼い犬が、轢き逃げされて横たわっていた。
 フランクは、犬を見るなり「ウォートンの犬だ。助からん、呼んでこい」とスティーブにウォートンを呼びに行かせる。
「痛みには2つある。一つは成長に必要な痛み。もう一つはただ辛いだけの無益な痛み。私は"無益"を憎む。こんな時必要なのは、不快に耐え、やるべきことをやる人間だ」
 フランクは、カメラ目線でそう言いながら、スティーブがいない間に、まだ息のある犬の首を絞め、安楽死させてしまう。

 「2013」とステージに表示された年越しパーティの会場。「ハッピーニューイヤー!」の掛け声と同時に、再びカメラ目線でフランクが登場人物の紹介を始める。
「次期大統領のギャレット・ウォーカー。個人的には嫌いだが、早くから近づいて正解だった。」
「ギャレットの右腕となる副大統領のジム・マシューズ。ペンシルベニア州知事として集票に貢献したあと閑職に。だが幸せそうだ」
「首席補佐官のリンダ・バスケス。女性でしかも、ヒスパニック系だが、真に注目すべきはそのタフさだ。ホワイトハウスには強力な門番が必要だ」
「私は下院内幹事。議会のあれこれを調整している。だが汚れ仕事もやっと卒業できそうだ」
 そこまで言って、ステージの次期大統領ギャレットをふり返るフランク
「持ちつ持たれつ、それがワシントン」

 新聞社「ワシントン・ヘラルド」の社内。入社して1年の若手の女性記者ゾーイ・バーンズは、先輩記者のルーカスに、社のサイトで記名の記事を書かせて欲しい、政治の裏側を暴くためならどこへだって潜入取材もするし、政治家の側近に近づくと力強く宣言するが、冷たくあしらわれてしまう。

 下院議員のピーター・ルッソは、事務所へ「約束した都市計画法の変更はどうなっている?お前ができると言ったから5万ドル献金したんだ」と抗議しに来た支持者のヘンリーに一瞬困惑するものの、秘書のクリスティーナに「次期大統領から電話が入っている」という芝居をさせ、あたかも自分が次期大統領に気に入られているよう振る舞って、ヘンリーの怒りをかわす。

 首席補佐官のリンダの事務所に呼び出されたフランクリンダは唐突に「国務長官には指名しない。約束はしたけど、状況が変わった。ウォーカー(次期大統領)も悩んだ末、議会に残って欲しいとのぞんでいる」と告げる。「だましたのか。私なしでは大統領選挙の勝利もなかった」と怒りを露わにするフランク。個人的にウォーカーと話したいと言うフランクの言葉も「もう決まった事だから」と拒絶され、内心怒り狂うフランクだが、「大統領の望みなら」と表向き平静を取り戻して言う。国務長官にはマイケル・カーンが内定していると聞き出したフランクは「すばらしい選択だ」と言って去って行く。

 フランクの妻、クレアはNPO法人「クリーンウォーター(CWI)」の代表を務めていた。まだフランクが次期国務長官の座から外されたと知らないクレアは、CWIのオフィスで人員の増加や事業の拡張についてスタッフと会話していた。

 気落ちしたフランクは妻クレアの留守電も無視して、たそがれていた。夜、ようやく帰宅したフランクに「大切な時期に9時間も音信不通だなんて」と不満を述べるクレア。国務長官の座を外されことを伝えるフランクに「怒りを上等な手段であらわにするべき」と伝えるクレア。「すまない」と言うフランクに「誰にも謝っちゃダメ。私にもよ」と言うクレアフランクは部屋に飾られていたクリスタルを腹いせに割って、タバコを吸う。

 深夜、一人で横になっていたクレアはベッドを出て、いまだにタバコを吸っているフランクにコーヒーをいれる。「やるべきことがわかった。これから毎晩、こうして寝ずに作戦を練る」と告げるフランクに「つきあうわ」と答えるクレアフランクはカメラ目線で「あの女を私は愛している。私の生存に必要な女だ」と言う。

 翌朝、自分の事務所へやって来たフランクは、議員スタッフのダグラスに「裏切られた。あいつら全員グルだ。ただの報復では済ません」と言い、まず最初に国務長官に内定したカーンからだと宣言する。「代わりの国務長官は?」と問うダグラスに「候補者リストを作れ。それに"緩衝材"もいる」と答えるフランク。使いっ走りとして、完全に操れる人物が必要だと言うフランクに「探します」と言うダグラス。
 カフェテリアでカーンに遭遇するフランク。目礼して取り巻きのスタッフと通り過ぎていくカーンを恨めしげに見送ったあとフランクは、カメラ目線で「私の餌食になるとは、哀れな男だ」と言う。

 下院議員のピーターは、自宅で秘書のクリスティーナと関係を持っていた。「もうすぐ30歳になる。いつか若い娘にあなたを取られそう」と言うクリスティーナに「俺は本気だ」と言うピーター。

 フランククレア夫妻は、教会や劇場の集まりで議員仲間から同情され「今回は残念だった」「適任者は君しかいなかった」「カーンじゃ頼りない」と声を掛けられる。次期大統領主催の音楽鑑賞会の劇場で、いたたまれない気持ちのフランクは「外に出て携帯で電話するふりをする」とクレアに告げ、劇場の入り口に向かう。そこへちょうど、白いドレスを身にまとった新聞記者のゾーイが、男友達とタクシーでやって来る。ゾーイとすれ違ったフランクは、一瞬ゾーイの下着が透けて見えるヒップラインに目をやる。

 帰宅したゾーイに、新聞社の写真部から「真剣に扱ってほしかったら、Tバックをはくのはやめろ」と冗談半分のメールが届く。そこには白いドレスの後ろ姿のゾーイと、そのヒップラインに目をやるフランクの画像が添付されている。
 早速フランクに興味を持ったゾーイは、フランクの情報をネットで検索し「彼なら私を真剣に扱ってくれそう」と写真部からのメールに返信する。

 数日後、首席補佐官のリンダフランクの事務所へやって来くる。大統領就任式後の舞踏会に招待するので、教育法案が100日以内に可決するよう、草案を担当するドナルド・ブライスを助けてやってほしいと依頼するリンダ。ドナルドでは「マルクス以上の左寄りの法案になる」と忠告するフランク。その左寄りを中道に導き、100日以内に可決させたいと言うリンダ。「大統領就任式で(100日以内の可決を)誓約させたい」というリンダの望みに、「野心的だな」と言いつつも「任せてくれ」と答えるフランクリンダが去ったあと「この貸しはもっと高くつく」とカメラ目線で言うフランク

 クレアが代表を務めるNPO法人CWIには、フランクが国務長官の座から外されたことで、予定していた寄付が入ってこなくなる。これまでは人員の増加やオフィスの移転まで考えていたのに、一転経費削減のため人員を半数に減らすことになる。事務長に「解雇対象者のリストをつくって」と言うクレアに、「それよりもアフリカに井戸をつくるなどという計画を見直すべきでは?」と抗議する事務長だが、クレアは冷たくリストの用意を急げと言う。

 ある夜、ワシントン・ヘラルドの女性記者ゾーイが、突然フランクの自宅を訪ねてくる。「夜10時半に自宅に押しかけるとは・・・」と抗議しようとしたフランクに「あなたも私を見ていたはず」と、鑑賞会の夜フランクゾーイのヒップラインを見ている画像を見せるゾーイフランクゾーイを招き入れる。マフラーをとって、胸の谷間を見せつけるゾーイに「安っぽい手だ」と言うフランク。「私は話せる人物です。匿名で、あなたの言葉をそのまま記事にします。」と自分を売り込むゾーイ。「この手の癒着を避けて議員生活を守ってきた」とフランクは言い、簡単にゾーイを信頼できないと言う。ゾーイはそれでも食い下がり、新政権初の法案を教えて欲しいと言う。「何だと思う」と問うフランクに「教育関連ではないか」と答えるゾーイフランクは「一晩考えさせてくれ」と言ってゾーイを帰す。ゾーイは携帯番号を裏に記した名刺をフランクに渡して去る。そこへちょうど帰宅したクレアは、ゾーイを見送って「ありがちな手ね。寄せ上げブラにVネックシャツ」と言い、フランクも「一体、誰に効くんだか」と言う。

 その夜、下院議員のピーターは飲酒運転で留置される。寝ていたフランクは電話でその情報を受け「それはいい。釈放の手配を」と部下に伝える。

 フランクの議員スタッフ、ダグラスは午前4時、首都警察の本部長に密会して「市長選に出馬をお考えとか・・・・協力しますよ」と裏取引を匂わせ、下院議員ピーターの釈放を取り付ける。

 釈放されたピーターを迎えに来た秘書で交際相手でもあるクリスティーナは「一人だったのか」と問う。「一人だった」と答えるピーターだが、実際には逮捕された時、助手席に別の女性が乗っていた。

 フランクリンダから依頼されたドナルド・ブライスを事務所に呼び寄せ、教育法案の草案に目を通すが、その場でシュレッダーに放り込んで「クズ法案だ。連中が欲しいのはブライスの名だけ。我々の目的は法案を通すことだ」と言う。「長年練ってきた案ばかりだ」と嘆くブライスに「次は実現可能な草案を持ってこい」と高圧的に伝えて事務所を出るフランク。ゴミ箱に放り込まれた草案に目をやるブライス。フランクはカメラ目線で「ブライスも新たな草案も、これで用無しだ。法案は私が書く」と言い、そのあと反ウォーカー(次期大統領)を声高に主張していたという女性議員キャサリン・デュラントに面会する。「国務長官の職に興味はあるか?」とキャサリンに問うフランク。「外交委員会は、大統領との対決を恐れぬ人物を求めている。君こそ適任だ」とデタラメを言うフランク

 ゾーイの携帯にフランクから電話がある。美術館で密会するフランクゾーイ。「考えろ」とフランクから言われたゾーイは「法案の立案者はブライス。しかし彼は増税派のリベラルで、大統領は穏健派」とフランクの望み通りの答えを出す。フランクは半分シュレッダーにかけられたものの、原型をとどめているブライスの教育法案の草案原稿をゾーイに渡す。「倫理的にも、法的にもギリギリの行為よ」と驚くゾーイ。「この絵を見ろ。我々は同じボートにいる。引っくり返すなよ、私は自分しか守れん」と言い残して立ち去るフランク
 自宅に戻ったゾーイは、必死で草案の全容を解明する。

 首席補佐官のリンダフランクが、ブライスの草案をボツにしたことに抗議する。「勝手にブライスを選んでおいて、全て私の責任だと?」と言い返すフランク。「100日あれば大丈夫だ」と言うフランクに「あなたを信じるわ」と言うリンダ

 フランクの事務所に呼び出された下院議員ピーター。「君は最近、無責任な振る舞いをした」とフランクは言い、飲酒運転の釈放に手を貸したのも自分であることを伝える。「一度の過ちだ、神に誓う」と言うピーターに「よくも抜け抜けとウソを」とフランクは言い「買春、薬物所持、飲酒運転・・・ずいぶんと多趣味だな」と嫌味を言う。「望みは?」と問うピーターに「絶対的、かつ無条件の忠誠だ」と伝えるフランク

 フランクから受け取った草案の分析を終えたゾーイは、草案のコピーを自分が勤める新聞社「ワシントン・ヘラルド」に持ち込む。内容に驚く先輩記者のルーカスは、編集長のトムへ草案を見せる。「300ページだ、まず検証せねば」とトムは言うが、「済んでます。妙録と分析も3000ワードで書いたわ」と答えるゾーイ。トムに「要点を言ってみろ」と問われたゾーイは「左寄り、極度に左寄り」と答え「政権は危機に?」と問うトムに「崩壊するかも」と答える。

 「大統領就任式」当日。
 カメラ目線で「権力は不動産と同じ。ロケーションが肝心だ。本丸に近いほど価値がある。この映像を見る未来の人々は、画面隅の人物に注目するはずだ」と言ってカメラに手を振るフランク。新たに大統領となったギャレット・ウォーカーは、就任演説で「当政権が最初に目指すのは、包括的な教育改革法案の成立です。この場で誓約します。当政権樹立より100日以内に、この法案を議会で可決させます」と宣言する。

 就任式の後の舞踏会。フランクは、調子に乗っている様子の次期国務長官カーンを冷ややかに見つめる。ブライスには「新草案はすばらしかった。一緒に頑張ろう」と声をかけるが、冷たい態度。そのあとキャサリンに「ぜひ1曲」とワルツを誘うフランク

 レストラン「フレディのバーベキュー」に朝7時半、車で乗り付け「7時半のスペアリブは禁断の味。サウスカロライナの故郷は貧しかった。スペアリブは贅沢品だ」と言って新聞紙ワシントン・ヘラルドを広げたフランクは、『教育改革法案は左寄り 国の統制強化か』の見出しを目にして、満足気である。
 同じ頃別の場所で、ワシントン・ヘラルドに草案が漏れていることに驚くブライス、首席補佐官のリンダ。  ワシントン・ヘラルド社のサイトはアクセスが急上昇。
 その頃フランクの隣人の犬を轢き逃げした車が発見される。
 「今日の私はハングリーだ」とカメラ目線で言って、スペアリブのおかわりを注文するフランク

 

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 あああ、脳みそが溶け出しそうだわ。
 わかってるようで、わからない政治の世界。ましてやアメリカの議会が舞台ですから、かなり基礎知識が必要であることをしつこく言わせて頂きます。

 わからないのはなんで草案が事前に漏れたらスクープなのか?
 普通に考えて、議会に提案する前から、新聞に載ったからスキャンダルてことでいいのでしょうか・・・・。
 サラッと、全部理解できた的な感想をネット上で目にすると、私なんてこのドラマ見る価値ないんじゃないかと凹みますね(笑)。

 はっきり言ってわからないことだらけなんだけど、要点は
  ・国務長官の約束を蹴られたフランクが復讐する
  ・復讐するのに好都合な新聞記者ゾーイ。下院議員ピーター。反大統領派のキャサリンを
   操っていくフランクの手腕。

 このへんが見どころですね。
 あと目の上のたんこぶみたいな首席補佐官リンダ。妻のクレアも外せない。

 ということで、長々と第1話をご紹介しましたが2話以降これでつまんなかったら継続不可能です。
 う~、厳しい(笑)。

 気になった方、視聴はぜひhulu(フールー)で!

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