2013/08/30

hulu「プリズン・ブレイク」シーズン1第1話 あらすじ(ネタバレ)

 動画配信サイトhulu(フールー)で「プリズン・ブレイク(Prison Break)」を観ました。

★プリズン・ブレイク あらすじの一覧はこちら

 ■シーズン1第1回の概要

 マイケルは何不自由なく暮らす優秀な建築設計士。しかしある日、兄のリンカーンが副大統領の兄弟殺しの罪で逮捕され、死刑判決を受けたことから人生が一変する。異例のスピード判決、無罪を主張し続ける兄……得体の知れない陰謀に巻き込まれた兄を合法的に助けることは不可能だと知ったマイケルは、武装強盗を犯し自ら犯罪者となって兄と同じ刑務所へ入る。兄とともに脱出するために……。(詳細は下記へ↓



 プリズン・ブレイク(Prison Break)
 シーズン1 第1話「マイケル」 ストーリー


 マイケル・スコフィールドは全身へのタトゥーを、わずか2ヶ月で完成させる。「普通なら数年かかったわよ」という女の彫師に「時間がないんだ」ともらすマイケル。

 オフィスに戻ったマイケルは、窓一面に貼られた「リンカーン・バローズの上告棄却」「知事の娘、博愛賞受賞」「アブルッチ終身刑」「D.B.クーパーはまだ生きている」「インシュリン」「サラ・タンクレディ」「要人の兄弟を殺害 死刑執行は5月11日」などの新聞記事の切り抜きを処分し、コンピュータのハードディスクを抜き取って、バルコニーから川に投げ捨てる。

 そしてマイケルは、単独で銀行強盗を実行するという不可解な行動に出る。

 現行犯で逮捕されたマイケルは、裁判であっさりと検察側の主張を認め、直ちに刑が確定。弁護を担当した女性弁護士のベロニカは、マイケルの昔からの知り合いだった。「なんとか助けたい」というベロニカの申し出も断ったマイケルは「フォックスリバー州立刑務所」に収監される。

 刑務所に入所する際のマイケルの書類には「1型糖尿病」と注意書きがある。

 刑務所での自由時間、マイケルは運動場でのスプリンクラーや消火栓の位置を確認し、排水口にはそっと雑誌をフタの隙間から落とす。そして「人を探している。リンカーン・バローズだ」と古株の服役者に尋ねる。

 リンカーン・バローズは通称"シンク(台所の流し)"と呼ばれ、副大統領の兄弟を殺し、死刑が確定していた。礼拝とPI(刑務作業)以外では独房にいて会えないと同房者スクレから教えられるマイケル。
「なぜあいつに会いたがる?」
と問われたマイケルは、
「俺の兄だ」
と答える。

 「ワナにはめられたんだ。俺を抹殺しようとしている」有罪が確定した時、そう語っていた兄の事を思い出すマイケル。

 「刑務作業はアブルッチが仕切っている」とスクレから聞いたマイケル。アブルッチは囚人達に恐れられているマフィアの幹部だった。「俺を刑務作業に」とアブルッチに声をかけるマイケルだが、相手にしてもらえない。マイケルは折り紙のアヒルを手渡すが、アブルッチは一笑に付して投げ捨てる。

 とある精肉工場。現場を仕切る男マッジオの元へ、ある男が封筒を持って現れ「アブルッチを密告した裏切り者だ」と写真を見せる。写真のひげ面の男を見てマッジオは「フィバナッチだろ?消されたんじゃないのか?」と言う。写真を持ち込んだ男は「誰かが目撃した。訳がわからん・・・」と言って封筒を渡す。マッジオは封筒の中を覗き「何だ、これ?」と不思議がる。

 刑務所の医務室で女医のタンクレディからインシュリン注射をしてもらうマイケル。「知事の娘だろ?」とマイケルは話しかけ、なぜこんな所で働くのかと問う。「みんなの役に立ちたいの」と答えるタンクレディ医師。「世界を変える存在に」とマイケルがつぶやくと「私の好きな言葉よ!」と驚くタンクレディ。タンクレディが席を外した瞬間、折り紙のアヒルを排水口に落とすマイケル。排水の流れに乗って、移動していく折り紙のアヒル。

 刑務所の礼拝堂で、リンカーンは弟マイケルを見つける。「なぜだ?」と問う兄リンカーンに「ここから出す」と答えるマイケル。「不可能だ」と兄は言うが「ここを設計した」と告げるマイケル。

 弁護士のベロニカの婚約者セバスチャンは、結婚に迷っているような様子のベロニカが気にかかる。

 刑務所長から呼び出しを受けたマイケルは、所長室で所長から「オヨラ大学ではクラスで1番。全体でも2番で卒業し、建築技師の仕事にもついていた君がなぜ道を外れた」と問われる。所長の本当の呼び出し理由は、妻に結婚40年の記念にプレゼントするタージマハールの建築模型がうまくいかないので、建築技師としてマイケルに手伝って欲しいということだった。しかしマイケルは所長の依頼を断る。所長は嫌な顔で「私に貸しを作っておいたほうが利口だぞ」と忠告する。

 マイケルの面会に来た弁護士のベロニカ。ベロニカは兄リンカーンの過去の交際相手だった。「君が兄さんを傷つけた」と言うマイケル。ベロニカは、マイケルの件は上訴を進め、司教にもリンカーンの死刑の中止を働きかけてもらっていると言うが、マイケルは「せいぜい延期だ」と取り合わず「兄さんをハメた奴を探せ、犯行を示す証拠は偽物だ。誰かが兄さんを消したがっている」とベロニカに伝える。

 マクモロー司教の自宅に、シークレットサービスの男が二人訪ねてきて「リンカーン・バローズの死刑に反対しないでほしい」と言う。しかし、司教は頑なに「信念は曲げない」と言う。

 刑務所内のアブルッチと電話で会話するマッジオ。
「誰かがフィバナッチを見つけた。ヒゲで変装している。警察の証人保護だろう」
 と言うマッジオに「誰か、とは?」と問い返すアブルッチ。
 差出人の名前はないが、紙で折った鳥が写真に同封されていたと言うマッジオの話を聞いて「折り紙か?」と尋ねるアブルッチ。「折り紙だ」というマッジオの答えを聞いて電話を切ったアブルッチ。

 自由時間でグランドに立っているマイケルは、排水口にさり気なく視線を落とす。そこにはマイケルが差し込んだ雑誌と、その雑誌にせき止められて漂っているアヒルの折り紙が見える。
 そのあとマイケルは、猫を抱いて座っているウエストモアランドに声を掛ける。「本名はクーパーか?」と言うマイケルに「別人だ」と答えるウエストモアランドは「私も本物だったらいいのにと思う。150万ドル隠した人物だから」と付け加える。
 そこへアブルッチが近づいてきて「何の真似だ?」とマイケルに問いかける。塀の外へ出たくないかと聞き返すマイケル。「フィバナッチの居場所は?」とアブルッチから聞かれたマイケルは「秘密だ」と答え、殴り合いの喧嘩になる。

 所長室に再び呼び出されたマイケルは、喧嘩のペナルティとして「懲罰房へ90日」と言い渡される。所長のデスクにある日めくりの日付は4月11日。兄の死刑執行の5月11日まで、あと30日しかない。90日も懲罰房へ入れられては計画が実行できないと思ったマイケルは、所長のタージマハールを手伝う事を条件に懲罰房を撤回してもらう。

 就寝中のマクモロー司教宅に、何者かが侵入。司教は銃殺されてしまう。翌日、オフィスで司教の事件を知った弁護士のベロニカは「やはり陰謀ね」とつぶやいて、リンカーン・バローズの証言記録をキャビネットから取り出す。

 マリファナ不法所持で捕まったリンカーンの息子LJは、母のリサに連れられて父の面会に来る。LJは父の説教を笑って聞き流し「パパは死刑囚だ。あと1ヶ月の命だ」と言うリンカーンに「僕にとっては、すでに死んでいる」と言い放って去っていく。

 マイケルはタンクレディ医師から血糖値が50ミリグラムで低血糖の状態なので、糖尿病ではないのではないかと疑われ、検査するようすすめられる。

 マイケルの同房者スクレは、マイケルに助言を受けて恋人にプロポーズの手紙を送っていた。面会に来た恋人から「イエス」という返事をもらって喜ぶスクレだったが、500マイルの道のりを別の男の車で送ってもらったと言う恋人に嫉妬する。

 マイケルは"薬局"と呼ばれている服役者に接近し、金を渡して「抗インシュリン剤」の入手を依頼する。

 刑務官から「アブルッチが刑務作業の許可証を渡せとさ」と言われたマイケルは、早速ペンキ塗りに参加する。そのマイケルに「大したもんだ。ガッツがあるな」と耳元でささやくアブルッチ。

 作業の後、「なぜ仲間に?」と手下から尋ねらたアブルッチは「敵は近くに置くほうがいい」と答える。

 作業に参加していた兄リンカーンと更衣室で会話するマイケル。
 「ここにバケーションに来たわけじゃない」と言うマイケル。「出られたとしても金が必要だぞ」と言う兄に「手に入る」と言いながらウエストモアランドに視線を移すマイケル。「手助けしてくれる仲間もいないと?」と言う兄。「いるさ、当人は気づいていない」と言ってアブルッチを見るマイケル。

 マイケルは兄に、かつてシャパラル社がこの刑務所の改築を請け負った。担当者は「設計」を下請けに回した。その下請け会社の技師は仲間だったので、彼と自分で改築プランの設計をやったと告げる。「設計図も体に書き込んである」と上着を脱ぎ、兄に全身のタトゥーを見せるマイケル。それは一見、設計図には見えない絵柄だが、じっと見つめていると、図面が見えてくるような仕掛けになっていた。

 >>>>続き プリズンブレイク1-2はこちら

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 はあああ、何と言っても主演のマイケル役ウェントワース・ミラーがイケメンですねえ。が、しかし、まさにほんの2~3日前に同性愛者である事を告白していたのでした。ガックシ(笑)。
 しかも20代前半くらいかなあと思ったら、この時すでに32歳くらい。何なのあのピュアな感じは?

 それにしても展開が早くて、疾走感はドラマ的にはいいのですが、あらすじをまとめるのに一苦労しました。

 特にマフィアの幹部アブルッチのくだり、ごちゃごちゃしてわかりづらかった。裏切り者の名前も似ているし(笑)。
 要するに仲間だったフィバナッチがアブルッチを裏切って警察に情報を提供した。それでアブルッチは服役している。部下を使ってフィバナッチを始末しようとしたけど、すでに「消されたあと」だった。ところが何者かが「フィバナッチは警察の証人保護プログラムの元で、変装して生活している」と部下に伝えたんでしょうね。何者かが、というか、マイケルが。目印はアヒルの折り紙。「折り紙」は原語(英語)でも"Like origami"て発音されていました。
 このへんのイタリア系マフィアのエピソードは映画「グッドフェローズ」とか「ゴッドファーザー」にもよく出てきますよね。裏切り者がたいてい自分の保身のために仲間の犯罪を警察にリークして、そのあとは証人保護で罪に問われないという・・・・。

 そして、重要なキーワードがひとつあります。

 猫を抱いていたオジサン、ウエストモアランドにマイケルが「クーパーか?」と尋ねるシーンがあります。
 意味がよくわからず調べたら、「D.B.クーパー事件の容疑者クーパーか?」と言ってるそう。
 これは実際にアメリカで1971年に起こった事件で、クーパーと名乗る犯人は現金200,000ドルを手に入れ逃亡したまま見つかっていないそうです。詳細は→D.B.クーパー事件 Wikipedia

 日本で言えば「府中三億円事件」みたいなものですね。

 ただしWikipediaには「20万ドルを持ってパラシュートで脱出」とありますが、ドラマでは金額が一気に「150万ドル」になってました。
 同じ「脱獄もの」の「ショーシャンクの空に」みたいに、どこかに埋めて隠してあるのかしら・・・・猫のオジサンが。

 今、並行して「24」も観てるけど、主演のイケメンっぷりからして「プリズン・ブレイク」のほうが面白いし見応えある感じです。でも、ああ、ゲイなのね、マイケル・・・・。

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