2014/12/23

悪の住む街「ブレイキング・バッド」シーズン3第11話

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 ■シーズン3第11回 ざっくり言うと・・・
 弁護士ソウルに会いに行ったスカイラーだったが、彼が提示する資金洗浄の案に乗ることができないでいた。盗んだドラッグの横流しをして金を作ろうとするジェシーは、更生中の中毒患者にブツ売りさばく計画を立てる。そのために一人の女性と親しくなるが、彼女から弟の話を聞かされ愕然とする。 (詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン3 第11話「悪の住む街」 ストーリー


 ジェシーの回想。
 美術館でジェーンと二人、ジョージア・オキーフの「My Last Door, 1954」を鑑賞するジェシー
 帰りの車の中で「ドアの絵」について語り合う二人。ジェーンは口紅のついたタバコを、車の灰皿でもみ消す。

 ハンクは歩行のリハビリを開始するが、「痛みがひどすぎる」と、リハビリを拒否する。マリーはスカイラーに「最初の支払いが・・・覚悟してね」と請求書を渡す。金額を見て一瞬驚くスカイラーだが、「毎週その額の支払いがある。大丈夫?」と問うマリーに、笑顔でうなづく。

 ウォルターは、ジェシーがメスを盗まないよう、監視を厳しくする。ジェシーは薬物更生のサークルで、バッジャーとスキニーピートに、監視の目が厳しくなって難しいが、また横流しすると伝える。ただ、バッジャーもスキニーピートも「立ち直ろうと頑張るヤツに、簡単には売れない」と、サークル内でメスを売るのは難しい事をジェシーに伝える。「情けない。俺が売る。手本を見せてやる」と宣言したジェシーは、薬物更生のサークルの新入り女性アンドレアに目をつけ、声を掛けて誘う。

 ウォルタースカイラーウォルターJrと共に夕食を摂る。ウォルターJrはもうすぐ免許が取れるので、車のことを考えてほしいと両親に言う。スカイラーはマリーに渡す治療費のことでウォルターと会話する。ウォルターが用意した小切手に書いてある会社名を見て、何の会社かたずねるスカイラーは、マリーに渡す金は確実に安全なものでないと渡せないと言う。ウォルターは金融会社だと答え、助言してくれる仲間がいて、詳しい人間だから問題ないと説明するが、スカイラーはその仲間の名前をなんとしても知りたがる。根負けしたウォルターは、弁護士のソウルに金銭面の事を任せていると伝える。

 スカイラーウォルターと共にソウルの事務所に来て「この方法が極めて安全だという確証がほしい」と、ソウルに直接訴える。ソウルは資金洗浄の手順として、まずウォルターがギャンブルで大金を稼ぎ、それを元手に「レイザータグ」に投資すると説明する。レイザータグとは「大人気のゲーム場」と聞いて「そんなものに夫が投資するなんて話は、誰も信じない」と言うスカイラー

 ジェシーはアンドレアの自宅で、なんとかメスをアンドレアに売り込もうとする。「私は、もう捕まりたくない」と言うアンドレア。そこへアンドレアの祖母と息子のブロックが突然帰ってくる。アンドレアに子どもがいると知って驚くと同時に、そんな相手を騙してメスを売り込むわけにはいかないと思い始めるジェシー

 スカイラーはソウルの事務所から帰る途中、ドラッグマネーを使うと決めた以上自分も黙っていられない。ソウルに任せておけないと言って、ウォルターがかつてアルバイトしていた洗車場にやって来る。「あなたが買うのはレイザータグじゃなくて、ここよ」と洗車場に投資したほうがより自然だと主張するスカイラー

 ジェシーは、バッジャーとスキニーピートから、薬物更生のサークル終了後「あの女に売れたのか?」と尋ねられて口ごもる。そこへちょうど建物から出てきたアンドレア。歩み寄ったジェシーがアンドレアに寄り添って、一緒に帰る様子を見て、「そういうことか」とつぶやくバッジャーとスキニーピート。
 ジェシーはアンドレアと、息子のブロックの3人で外食している。ブロックがアンドレアの弟、トーマスの名前を出すと「その話はあんまり・・」と、弟の話を拒むアンドレア。

 ウォルターは早速車でソウルを洗車場へ連れて行き、スカイラーの計画を伝えるが、ソウルは反対する。「レイザータグ」の経営者ダニーなしでは、この資金洗浄の計画は上手くいかないと主張するソウル。

 アンドレアと深い関係になるジェシー。アンドレアはメスが手に入るならやりたいと言い出す。ジェシーは「子どもがいると分かる前はすすめたが、お前いったいどんな母親だよ?子どもの世話もせずにハイになるつもりか?」とアンドレアを非難する。「私を批判しないで。何様のつもり!息子の世話はちゃんとしている。トーマスの二の舞いにはしない」とアンドレアもジェシーに言い返す。態度を改めて「お互いのことをもっと知ろう」とジェシーが提案すると、アンドレアはこのあたりはギャングが通りと薬物を支配している街であること、父親のいない弟のトーマスもギャングに目をつけられ8歳で手下にされたこと、10歳の時に儀式として銃を渡され、人を殺すか自分が死ぬかの選択を迫られたこと、そしてトーマスが人を殺したことを語りだす。殺した相手は誰だと尋ねるジェシーに「どこかの売人。よそ者だった。自転車で行き、相手を撃った」と言うアンドレア。詳しい場所や時期を聞き出すうち、トーマスが殺した売人とはジェシーの仲間コンボであったことに気付いて顔面蒼白になるジェシー

 マリーは入院中の夫ハンクに「今週末には退院できる」と伝えに来るが、「退院するのは歩けるようになってからだ」と強情を張るハンク

 ウォルタースカイラーに「重要なのは物件ではなく、ダニーのような信頼できる人物の存在なんだ」とソウルの話を伝えに来る。スカイラーは少し考えると「私は?」と発言し、「私が運営する。私がダニーになる」とあくまでも洗車場に投資して、自分が運営していく計画を主張する。「私もすでに当事者よ」と言うスカイラーに対し「離婚したんだ、もう夫婦でもない」と言うウォルタースカイラーは「実はまだ離婚届を提出していない」と言って、「夫婦なら不利な証言を強要されない」と言う。

 ウォルターは突然、ラボでの作業中にガスから、ディナーに招待するという電話を受ける。
 夜、指定されたガスの自宅へやって来るウォルター。海鮮スープ「パイラ・マニーナ」を「これは私の大好きなチリ料理だ」と言って料理するガス。自分がなぜ招待されたのかと問うウォルターに、共に働く相手だから夕食くらい一緒にするだろうとフランクに言うガス。「私で良ければ相談にのる。間違いを繰り返すな」とウォルターに言うガス。

 ジェシーはコンボが殺害された現場にやって来る。自転車の少年に「君はトーマスだろ?クリスタルメスはあるか?」と客を装って声をかけるジェシー。トーマスは「300ドル」と言ったあと、通りの向こうを顎で示す。ジェシーがその方向に目を向けると、怪しい車が近づいてくる。車の中の男に300ドルを渡すジェシー。車はそのまま金だけ受け取って去って行く。そのあとポケットからメスを出し、ジェシーに渡すトーマス。立ち去るジェシーの背後で、自転車に乗っているトーマス。

 

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 ガスの言っている「相談にのる」は、親切なようにも聞こえるけど、お前のやっていることは家庭内のことまで全部お見通しだからなという警告にも聞こえます。
 だいたいあのスープも、「ひょっとしたら俺も用無しになって消されるのか?毒入りか?」て思って、私だったら怖くて飲めないけど。

 余談だけどガスは、スーツやロスポジョスのユニフォームの時は痩せて見えるけど、普段着ではいいカラダしてますね。自宅には子どものおもちゃみたいな物も一瞬映ったけど、妻子がいるようには見えません。
 プライベートは一切謎のガスですが、表向きは街の名士みたいな人物だから、妻子がいても不思議じゃないよね。


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