2014/06/24

マイ・リトル・ガール 「ブレイキング・バッド」シーズン2第12話

 動画配信サイトhulu(フールー)で「ブレイキング・バッド」を観ています。



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 ■シーズン2第12回 ざっくり言うと・・・
 薬の取り引きのために病院に遅れて駆けつけたウォルターを、スカイラーは優しく迎える。ヘロインの幻覚から覚めたジェシーは、隠していたドラッグが無くなっていることに気がつき焦る。ジェーンは家出の資金を得るためウォルターに脅迫電話をかけ、ジェシーの分け前を要求する。(詳細は下記へ↓



ブレイキング・バッド(Breaking Bad))
シーズン2 第12話「マイ・リトル・ガール」 ストーリー


 ウォルターは取引を終えて、スカイラーが出産した病院へ駆けつける。生まれたばかりの娘に感動するウォルタースカイラーの病室には、上司のテッドがいる。スカイラーが「病院まで車で運んでくれたのよ」と説明するが、病室を去り際、スカイラーの頬にキスするテッドに、ウォルターは微妙な表情になる。
 そのあと、スカイラーの荷物を取りに自宅へ戻ったウォルターは、取引で得た大量の札束を、自宅のガレージにとりあえず隠す。

 前の晩、ヘロインでハイになったジェシーとジェーン。翌朝、ジェーンは父からの電話で目を覚まし、薬物依存のリハビリに父と出掛ける。ジェーンの父は、娘の様子がおかしいと気づき「疲れているし、目も赤いぞ」と言うが、ジェーンは薬物に再び手を出していることを必死に隠してウソをつく。

 昨夜の記憶が無いジェシーは、ウォルターがメスを持ち去ったと知らず、メスがなくなっているのを見つけて泥棒と勘違いする。
 ウォルターの自宅へ慌てて電話するジェシー。「盗まれちまった、俺たちのブツを」とを慌てるジェシーの話を聞いたウォルターは、呆れて無言で電話を切る。

 スカイラーの出産祝いに駆けつけたマリーとハンクハンクが持参したテイクアウトのチキンが「ロス・ポジョス」の店の物と知って、ウォルターは一瞬戸惑う。

 深夜、夜泣きする娘、ホリー。起き上がろうするスカイラーを「私が行こう」を制したウォルターは、ホリーを抱いて「いいものを見せてあげよう」とガレージに向かう。「お前のためなんだよ」と言って、壁の断熱材をめくり、その奥に積み上げられた無数の札束を見せる。

 ウォルターの勤める学校へ、放課後ジェシーが乗り込んでくる。留守電を聞いてわかったというジェシーは、自分がメスを持って行った事を黙っていたウォルターを非難する。逆ギレしたウォルターは、ヘロインをやっていたのかとジェシーを責め、「今までにない大きな取引だったんだぞ」と、自分一人で取引を終わらせたと言い、そのせいで娘の誕生を見逃したと、再びジェシーを責める。
 自分の取り分を要求するジェシーウォルターは、お前に渡したら薬漬けになって1週間であの世行きだと言う。ヘロインもメスも、もうやめたと言い出すジェシーウォルターはビーカーを渡し、「証明しろ。小便をしろ。薬局の検査薬で陰性なら、金はすべて渡そう」と言う。何も言い出せないジェシーウォルターは、「ダメか。それじゃあハイになるには他人にすがるか、ジャンキーな彼女に頼め」と言い放つ。怒ったジェシーは、ビーカーをウォルターの後ろにある黒板に投げつけて粉砕し、ウォルターを睨みつけたあと去って行く。

 ウォルターJrは、ウォルターの治療費を稼ぐために、募金を呼びかける「ウォルターを救えドットコム」というサイトをつくる。「最高の息子」と感動するスカイラーだが、ウォルターは「慈善はうけたくない」と言う。ウォルターJrがいないところで、スカイラーウォルターに「なぜ、そんなに汚いことのように言うの」と怒りをぶつける。

 弁護士のソウルの事務所に向かったウォルターは、大金が手に入ったのに、家族にも言えない、皆自分のことは破産寸前だと思っていると嘆く。ウォルターJrがつくったサイトも「ネットで物乞いだ。世界に向けて施しを要求してる」と言うウォルター。サイトを早速見たソウルは、「レインマンタイプの変わった助っ人がいるんだ」と言って、アメリカからは罪が問えないベラルーシに住むハッキングの達人に、2万から3万人の「架空の寄付する人」を仕立てあげてもらい、足のつかない少額の寄付をさせて、寄付金が集まったと見せかけて、堂々とウォルターが取引で得た大金を使う作戦を提案する。

 夜、自宅に戻ったジェシーは、ジェーンにウォルターの悪口を言う。ジェーンはヘロインの打ち方をジェシーにレクチャーし「吐いたら危ないわ」とジェシーを横向きにさせて寝かせる。ヘロインでハイになったジェシーは、朦朧としながら、ウォルターに48万ドルの貸しがあるとジェーンに口走る。

 翌朝、再び父親からの電話で飛び起きたジェーンは、薬物依存のミーティングに遅刻した事に気づき、家を飛び出す。そこに待っていたのはジェーンの父だった。ジェシーの部屋に飛び込んだ父親は、ヘロインと注射器を見つけ「18ヶ月も薬を断っていたのに、なぜなんだ」とジェーンを問い詰め、ジェシーのことも批判する。こうするしかないと警察へ電話する父親。「明日、リハビリ施設に入る」と父に訴え、なんとか父親に電話を切ってもらうジェーン。父が出て行ったあと、本心かと問うジェシーに「お金があれば誰にも邪魔されない」と答えるジェーン。

 自宅で娘ホリーとスカイラーと共にくつろいでいるウォルターの元へ、ジェーンから電話がかかってくる。ジェーンはジェシーの取り分48万ドルを要求し、ドラッグに使う金は渡せないと言うウォルターを「高校教師で義弟は麻薬捜査局員。すごいネタじゃない。今夜お金を渡さないと、人生つぶしてやるわ」と脅迫する。そのやりとりを横で見ていたジェシーは、「こんなやり方、好きじゃない。やりすぎだ」とジェーンに言う。

 夜、どうするべきか悩んでいるウォルタースカイラーが「おむつがないから買ってきてくれる?」と頼む。その言葉をきっかけに、バッグにジェシーの取り分をつめ、ジェシーの家に向かうウォルタージェシーの家で、金を手渡したあと「目を覚ませ、自分を見失うな」と言うウォルターだが、その目の前でジェーンが荒っぽくドアを閉める。

 バッグを開けて大金に興奮するジェーン。ニュージーランドに行って、やりたいことををやろうと夢を語り合うジェーンとジェシー。「その前に、自分たちの意思でヤクを断つのよ。残りのヤクをトイレに流すの」と言うジェーン。

 一人、酒場に立ち寄ったウォルター。「店を3軒も回ったがどこも新生児用のおむつが売り切れで」とスカイラーからの電話に嘘をつくウォルター。横で会話を聞いていた男が「名演技だ」と声を掛けてくる。偶然にもそれはジェーンの父親だった。来月27歳になる娘がいると語るジェーンの父。娘を育てるアドバイスを求めるウォルターに「愛してやるだけだ」と答えるジェーンの父。ウォルターも「甥がいる。こいつがいい大人なのに・・・」とジェシーのことを甥と偽って、愚痴を言う。「聞く耳を持たない。そんな時どうする」と嘆くウォルターに「家族だろ。だったら、あきらめるな」と言うジェーンの父。

 ウォルターは再度ジェシーの家へやって来る。ドアをノックし「話がしたい」と言うが誰も出てこない。裏口からのぞくと、ベッドに寝ているジェシーとジェーンが目に入る。裏口のドアはこわれたまま、応急処置でダンボールが貼ってあるだけだった。ドアをこじ開け部屋に入ったウォルターは、ベッドでジェーンと眠るジェシーを起こそうと揺さぶるが、起きない。ジェシーに重なるように横向きに寝ていたジェーンは、ウォルタージェシーを揺すった振動で仰向けになる。
 ベッドサイドにあるヘロインや注射器を、渋い顔で見るウォルター。その時突然、仰向けになったままジェーンが嘔吐し始める。一瞬慌ててジェーンに駆け寄るウォルターだが、伸ばした手を引っ込め、成り行きを見つめる。やがて自分の嘔吐物に窒息して息絶えるジェーン。悲惨な顔で涙を流し、見つめるウォルターだが、助けることはしなかった。

 

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 この回、2回観ました。

 1回めに観た時は、ラストで突然ジェーンが苦しみだしたと思っていたけど、あらすじを書くためにもう一度観た時、その前にウォルタージェシーを「おい、起きろ」て揺すって、その振動でジェーンが仰向けになったシーンに気づいた。

 その前にもジェーンは「吐いたら危ないわ」とジェシーを横向きに寝かせていたし、自分も横向きに寝てました。ウォルターがやって来なかったら、ジェシーを起こそうと揺さぶらなかったら、ジェーンも助かったのでは・・・・・。

 もっと言うと、酒場でジェーンのパパが「家族だろ。だったら、あきらめるな」てウォルターに言わなかったら、ウォルタージェシーの家に戻ってこなかったとしたら・・・・・一番の原因はジェーンパパという皮肉な事に?!

 結局「トイレに流す」とか言っていたジェーンだけど、「最後にもう一度だけ」とヘロインをやってしまったんですね。
 「明日から本気だす」というつもりだったんだろうけど、なんとも悲しい結末でした。

 ジェーン役の女優さん、クリステン・リッターは元モデルだそう。どうりでスタイルいいわね。顔もワタシ好み。今後のご活躍を期待します。

 気になった方はhulu(フールー)で!

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